漫画『奴奴奴奴！』の全話あらすじと感想！無料で読む方法も紹介

すべての男は奴隷である社会。

そんな国の下位奴隷として刑務所のような施設で働く奴隷識別番号「TKーS502947」という男性がいました。

この施設の男性は、元気剤を打たれ、毎日強制的に働かされます。

主人公は、他の男性奴隷がひどい目にあっているとかばうような性格です。

しかし、状況は何も変わることなく、毎日のビールを楽しみに暮らしていました。

ある日、主人公は警備員の女性同士がしている場面を偶然覗いてしまいます。

女性にボコボコにされそうになったところ、蒼（そう）という女性がやってきて、主人公は上位奴隷になったと言い出します。

主人公は仲のよい奴隷仲間のSCーW651940の安否が気になるも、上位奴隷になるために蒼についていくことになるのでした。

1話の見どころは、他の漫画にはない独特の世界観です。

少し近未来的な町並みがきれいですが、街には女性しかいないという歪んだ世界になっています。

そんな中、ただの奴隷である主人公がどのように国を築き上げていくのかワクワクしながら読むことができるでしょう。

主人公の使用者となった主の女の子二人との今後の関係性にも注目です。

逢坂家の上位奴隷となり、逢坂すずなと逢坂陽茉梨の二人が主人公の使用者となります。

すずなは目が不自由であり、その目の代わりとなるのが主人公の役目の一つです。

すずなは主人公に興味津々ですが、陽茉梨は主人公のことを臭いといい、あまりいい印象ではありません。

挨拶を済ませたあと、主人公は普通の生活に驚き、奴隷仲間と美味しいご飯を食べて涙を流すのでした。

そして、主人公の一日の最後の仕事をするため、陽茉梨とすずなの部屋に赴きます。

2話の見どころは、逢坂家での生活とすずなの隠された癖です。

逢坂家での生活はほぼ普通の使用人のような生活です。

ご飯も美味しく、大きなお風呂にも入れます。

これまで週一回だけホースで冷水を浴びせられていた生活とは一変します。

逢坂家の家族も非常に多く、いろんなキャラクターが登場するのも見どころです。

また、すずなの隠れた癖も見ものであり、今後主人公に対してどんな要求をしていくのかにワクワクすることができるでしょう。

最後のページでは、蒼が誰かと会話しており、主人公のことを「大きな駒」と言っていたため、今後の蒼の動向にも注目です。

逢坂家の次女の亞沙子に騙されて、陽茉梨に失礼なことをしてしまった主人公ですが、特に何もなく陽茉梨は許してくれました。

そして、主人公の上位奴隷生活が始まります。

上位奴隷生活の12日目、主人公は陽茉梨とすずなの買い物に付き合うことになります。

主人公は二人を待つ間、ジャンクフードを食べながら待つことになりました。

これまでの奴隷生活と違い、辛いことは何もありません。

すずなと陽茉梨に感謝しつつ、今の生活を仲が良かったSCーW651940にも見せてあげたいと思うのでした。

3話の見どころは、上位奴隷生活を満喫する主人公の姿です。

これまでとは違い、今は何一つ不自由なことはありません。

そして、町中で見た広告や、最後にでてきた謎の人物の登場で、主人公が今後どの様になっていくのかも見ものです。

買い物が終わった3人は、車に乗り込もうとします。

すると、陽茉梨のカバンが突如盗まれてしまいます。

主人公は奴隷仲間の小太郎に二人を任せ、自分はカバンを盗んだ人物を追いかけるのでした。

危険区域と呼ばれる場所に入り込むと、桜子という人物やユカリという女性、その他多くの男性が待ち構えていました。

そして、主人公をある人物に会わせたいと話し出します。

4話の見どころは、新しく登場した桜子たちです。

男女平等で何でもし放題という話で、主人公にとってはそこまで悪い話でもありません。

主人公が今後どうなるのかも気になるところですが、4話の見どころはなんといっても、急に現れた警官の女の子です。

非常に可愛いビジュアルをしており、この女の子が登場してからの流れは必見です。

主人公は目が覚めると、服のポケットの中に元気剤が入っていることに気づきます。

これは第4話で登場した桜子が、渡したものでした。

そして、今度使いの人間を寄越すといい、桜子たちは帰ってしまったのです。

主人公は、そのことを思い出し、元気剤を見ながら冷や汗をかきます。

その後、目がギンギンになっている主人公は、陽茉梨とすずなを学校へ送るのでした。

学校では、奴隷を持っている子は限られており、歴史ある名門やお金持ちだけです。

そこで、主人公は周りの女の子に「TKーS502947」と自己紹介するが、陽茉梨は急いでそれを止めて、主人公のことをリュウと名付けるのでした。

5話の見どころは、陽茉梨が主人公を命名するところです。

リュウと名付けられた主人公は、当時友達と自己紹介したときのことを思い出して、感慨深い気持ちになります。

また、その友達は今相当やばいことになっており、その友達がこの先どうなってしまうのかも見ものです。

主人公のリュウが幼い頃の回想シーンから始まります。

リュウが仲良しだった「SCーW651940」は、小さいからチビと呼ばれていました。

チビはよくひどいことをされており、それを見たリュウはひどいことをしていた男を倒し、チビを守ることを宣言します。

チビは、そんなリュウとの出会いを独房で思い出していました。

そして、独り言で「うそつき」と、リュウに対して不満を漏らします。

チビが変わり果ててしまったのは、守ってくれていたリュウがいなくなったからでした。

4ヶ月前、リュウがいなくなったことで、チビの生活は激変します。

6話の見どころは、チビの壮絶な生活です。

リュウがいなくなり、チビは元気剤に頼ることしかできません。

生きる屍のようになってしまったチビですが、次の7話でどんな扱いを受けるのかが見ものです。

まず初めに、この近未来的な街並みに目を奪われました。

しかし、街には女性しかおらず、男は奴隷として生きているといういびつな世界です。

はじめは、カイジのような雰囲気の漫画かと思いましたが、他の漫画にはない独特な物語だと思います。

主人公たち男性が強制的に働かされている読み応えのあるシーンに目が行きがちですが、なぜこのような世界になったのかも気になります。

主人公は萬治の工場で生まれたようですが、男性が奴隷として生きており、子作りなんて全くできていないため、どこからどのように生まれたのかなど、伏線が多いです。

また、主人公の唯一の友達であるSCーW651940が可愛いので、今後のストーリーで再登場するのを期待している人も多いのではないかと思います。

2話では、主人公の使用者の二人が登場します。

どちらも可愛く、主人公と、奴隷と主人以上の関係になるのではと期待が高まります。

また、主人公はこれまでひどい扱いをされていました。

そのため、使用人並の生活ができるようになったときの泣き顔に胸が辛くなります。

最後は、主人公はすずなの尿を飲まされていましたが、本来であれば文句の一つも出るはずです。

しかし、主人公は奴隷としての生活が身についているため、しょっぱい思い出になっただけで、ちょっとうれしそうなのにも笑えます。

単に、主人公にそういう趣味があっただけかもしれませんが、主人公が上位奴隷として今後どのように扱われていくのかが楽しみです。

すずなと陽茉梨の二人が、主人公に対して、全くひどい扱いをせず、むしろ家族（ペットくらい）の感覚で接しているシーンが微笑ましかったです。

これまでの生活とは天と地の差なので、主人公は、この「奴隷に許される最大限の自由」を満喫しています。

第1話を読んだときは、もっと大きな欲望を持っているのかなと思いましたが、意外にも主人公は今の状況に満足しており、純粋で可愛げのある性格です。

すずなと陽茉梨にも感謝しているようで、今後どのようにして国を作っていくのか見ものです。

無邪気なすずなと陽茉梨に、微笑ましくなるシーンが続きますが、最後のコマにでてきた謎の人物の登場で、物語が大きく動きそうな予感がします。

こんな整備されたきれいな世界で、男性も女性もいるスラム街があるとは思いませんでした。

あったとしても、男性だけで構成されていそうなものでしたが、女性が仕切っているとは驚きです。

また、主人公は今の生活に満足しているようなので、仕切っている桜子が提案してもどうでも良さそうに、めんどくさそうに対応している姿が面白かったです。

そして登場した可愛いおまわりさん。

これからいいことが起きるのかなと思いきや、まさかの展開に度肝を抜かれます。

むしろこのシーンのお陰で、今後もっと残酷でドキドキする展開になるのではないかと期待感が高まりました。

主人公に会わせたいという人物が誰なのかも気になります。

5話の大きな見どころは、主に3つあったのではないかと思います。

まずは、主人公のリュウの命名シーンです。

話の流れであっさり決まったように思えますが、陽茉梨は以前から考えていたのでしょう。

連載しているコミックリュウと同じ名前というところに、なにか意味があるのではないかと考えてしまいます。

2つ目は、リュウが意外にも強かったことです。

奴隷決闘という勝負で、奴隷同士が戦うシーンで、相手を圧倒していました。

これまでいろんな奴隷仲間をかばっていたので、耐久力はあると思っていましたが、単純な戦闘力も高いことには驚かされました。

最後は、リュウの友達のSCーW651940の今後です。

もういつ亡くなってもおかしくないほど壊れてしまっており、いつ廃棄されたり、闇ルートに売られてしまってもおかしくない状況です。

正直、あの状態から元に戻るとは考えづらいため、リュウの友達は近いうちに亡くなってしまうのではないかと思われます。

そして、その事実を知ったリュウが、今のいびつな世の中を変えようと決意するようになるかもしれません。

6話は主人公の友達であったチビの過去や、なぜ狂ってしまったのかが描かれました。

特に衝撃的だったのは、リュウがいなくなりすぐに堕ちてしまうところです。

多くの男達が群がり、毎日毎日配給権を稼ぐ生活になり、気を遣ってくれていると思っていた男にすら裏切られます。

このチビの境遇が本当に悲惨で、見ていられなくなるほどでした。

また、リュウとチビがそういう関係になっていたのも意外です。

ただの友達関係だったのかと思いきや、まさかそこまで親密だったとは思いませんでした。

6話の最後に、リュウを上位奴隷にした蒼が現れたことで、チビがどうなってしまうのかが楽しみです。