漫画『藍沢響は笑わない』の全話あらすじと感想！無料で読む方法も紹介

椎名ひなのは、看護師になるという夢をかなえることが出来ました。

しかしひなのにはある問題があったのです。

それは見えてはいけない存在、すなわち幽霊が視えてしまうという体質でした。

病院はそういう存在が多く、幽霊を見かけることがあります。

そんなある日、仕事を終えて帰ろうとしたら、エレベーターでイケメン医師の藍沢先生と乗り合わせることになりました。

するとエレベーターに向かって幽霊が走ってきた為、ひなのは慌てて閉じるボタンを押して事なきを得ます。

しかし、そんなひなのを見た藍沢先生は、後日ひなのに対して二人きりで会いたいと告げるのでした。

ひなのと藍沢先生がエレベーターで乗り合わせた場面は特に注目です。

第1話では、色んな幽霊が登場してきますが、エレベーターに乗ろうと近づいてきた中年男性の幽霊だけは明らかにひなのへアプローチしてきています。

幸い幽霊が入るまでにドアを閉じることに成功し事なきを得ましたが、この時の恐怖は尋常ではありませんでした。

ホラー感満載のシーンになっていて見どころとなっています。

看護師として精力的に働いているひなのは、霊が見えてしまう体質で、ある日病院のエレベーターで霊に遭遇します。

その後、藍沢先生からひなのは約束を取り付けられ何故かドライブをすることになります。

その車中で、ひなのは、霊が見える体質であることを藍沢先生に見破られることになるのです。

しかし、実は藍沢先生本人もひなのと同じ性質だということが判明するのでした。

ひなのと藍沢先生が同じ性質だったということが判明した場面が一番の見どころですね。

二人とも同じ悩みを持っていたことで一気に距離が縮まりました。

ひなのは藍沢先生に心を許すのですが藍沢は女性が苦手なので、ひなのに対して少しだけ距離をとっているのも面白いです。

病院で働く看護師のひなのは、担当していた入院患者・山中さんの死に心を痛めながらも、しっかりと見送るために出棺に立ち会います。

しかし、亡くなったはずの山中さんが再び目の前に現れるのです。

そして、ひなのは山中さんに視えていることがバレないように毎日を過ごすのでした。

第3話の見どころは、山中さんがつきまとってくるホラーな展開です。

夜中の病院であんなふうに幽霊が関わってきたら、仕事に集中することなんてできません。

また、気丈にふるまうひなのですが、ふとしたきっかけで、ぶっきらぼうな藍沢先生と距離が少しずつ縮まっていくシーンや、
最後のページの藍沢先生が助けてくれたことでどうなるのかも見ものです。

亡くなったはずの患者・山中さんが再び現れ、ひなのは戸惑います。

藍沢先生が話しかけたことで、一度は姿を消しますが、まだ病室の前にとどまり続けていたのです。

そんな中、ひなのは山中の未練に気づき、山中さんの想いをくみ取ろうとします。

そして、山中さんが残したメッセージをもとに、山中さんの未練を探るのでした。

第4話の見どころは、山中さんの未練がなんなのかについてです。

第3話から引き続き、山中さんに付きまとわれてホラー要素がどんどん強くなっていきます。

しかし、ひなのがあることに気づいたおかげで一旦山中さんのストーカー行為が収まるのです。

そのひなのが気づいた山中さんの未練が何なのか、ドキドキしながら読むことができるでしょう。

第4話で、小さな箱を見つけたひなのですが、藍沢先生を待っている間にその箱の蓋を見てみると、山中からのメッセージが書かれていることに気がつきました。

山中は以前思い人がいるということをひなのに話していたので、きっとその人に向けたメッセージだろうとひなのは推測します。

そんなことを思いながら蓋を開けてみると、なんとその中にはひなのの写真が入っているのでした。

第5話は、山中がひなのにどんな思いを抱いていたかがわかるエピソードであり、今までの山中の行動の謎が明らかになっていくのが今回の見どころになっています。

しかし、ひなのにとっては恐怖でしかなく、山中が成仏されない限りはどうしようもないのがまた切ないところです。

というよりも、身の毛もよだつという表現がぴったりなほど怖いです。

そんな救いのない状況の中、藍沢先生のカッコいい行動にも注目してみてください。

第5話で山中さんの除霊が無事にでき、恐怖のあまりひなのは泣き崩れます。

自分のハンカチを取り出して涙を拭いたあと、これまでの山中さんの行動について話します。

なぜペンをひなのの荷物に潜ませていたのか、ひなのにつきまとっていた理由が判明していくのです。

ひなのは藍沢先生にお礼を言い、本当は優しい人なのだと思うのでした。

第6話の見どころは、ひなのと藍沢先生の距離が少し縮まる展開です。

連絡先を交換した理由を考えると、藍沢先生がひなのに恋心を抱いているようなことはないでしょう。

しかし、かわいいスタンプを送るなど、少しだけ気を許したような関係になれて、ひなのが先生のことを好きになってしまう展開にドキドキすることができます。

6話で山中さんの騒動が収まったのも束の間、末期癌で未告知のまま亡くなった森さんの霊が藍沢先生たちを罵倒します。

そのようなことがあり、ひなのは霊が見えることの残酷さを痛感するのでした。

その後、同様に末期癌で未告知だった久保さんが亡くなります。

亡くなったあと、自身の病状が隠されていたと知り、久保さんの表情は苦痛に歪みます。

ひなのは、久保さんが森さんのように豹変しないか心配しながら見守るのでした。

7話の見どころは、未告知で亡くなった人の反応です。

家族が自分のために未告知でいてくれたと感謝する人もいますが、7話冒頭で罵倒するような人もいます。

そして、次にメインで描かれる久保さんは、何を考えているのかわからないような反応です。

今後、久保さんがどのようにひなのたちに関わっていくのかが見ものです。

霊である久保さんがいなくなって3日が過ぎました。

ひなのは今久保さんがどこで何をしているのか気になって仕方がありません。

ふと傍に目をやると久保さんの姿があり、ひなのは固まってしまいます。

その状況を見た藍沢はひなのに対して「霊とは関わるな」という強い視線を送ります。

しかし、久保さんは自分のことが視えている人を探すように、院内をさまようのでした。

8話では、久保さんの言動が見どころです。

自分のことを視えている人を探すためにしていた行動が完全にホラーです。

果たして久保さんは未告知で亡くなってしまったことをどう思っているのか、先が気になる展開が続きます。