『エリート同期のいじわるなキス』の全話あらすじと感想！無料で読む方法も紹介

成瀬紗衣は出張から早く戻れたため、社内で秘密にしている恋人・崎田に人気の駅弁を届けに行きました。

崎田に会うことはできましたが、崎田が他の女性と親しげにしている場面を目撃してしまいます。

崎田は紗衣に言い訳するどころか、紗衣のことを知らない人だと言い、そのまま立ち去ってしまいました。

紗衣はまた浮気されたと深く落ち込みます。

失意の中、泣きじゃくっている紗衣のそばに男性社員が来て慰めてくれました。

その男性社員こそ、女性社員の間では超有名な戸川凌介なのでした。

1話～5話の見どころは、紗衣と凌介の関係が徐々に深まっていくところです。

紗衣は最初、凌介のことをまったく知らず、完全に他人同士の状態から物語が始まりました。

本来ならそこで関係が終わってしまいそうですが、偶然の再会が何度も続きます。

例えば、会議室で紗衣がプレゼンをしていると、なぜかその席に凌介が座っている、後輩の三浦と飲み会をしていると、またしても凌介が現れるなどです。

何度も顔を合わせるうちに紗衣は失恋の痛みから少しずつ立ち直っていき、また、凌介との距離が縮んでいくところが見どころとなっています。

凌介は紗衣のことを心配し、自宅まで送りました。

すると、紗衣の家の前には崎田の姿があり、紗衣は動揺します。

紗衣が戸惑っていると、凌介は紗衣を抱き寄せて、崎田に見せつけるように口づけを交わすのでした。

無事崎田を追い払えたものの、紗衣は崎田と凌介が同じ部署だと知って困惑します。

6話〜10話の見どころは、職場で崎田と凌介が言い争うシーンです。

崎田はまだ紗衣と付き合っていると思っており、凌介に対して文句を言っていました。

もし崎田と紗衣が付き合っているなら、崎田の主張も理解できます。

しかし二人の関係はすでに終わっており、しかもその終わりを決めたのは崎田自身です。

そのことを知っている凌介は崎田の言い分を論破し、さらには宣戦布告までキメてしまいました。

凌介の本気度が伝わる名シーンとなっており、見逃せません。

三浦は紗衣に迫りましたが、間一髪で凌介が現れます。

凌介は三浦の態度を叱り、紗衣は事なきを得ます。

三浦が去った後、凌介は紗衣を食事に誘い、二人の関係は進展していきます。

しかし凌介は紗衣にキスしようとしたものの、ごめんと謝ってキスをやめてしまうのでした。

11話〜15話の見どころは、凌介と紗衣のデートシーンです。

これまで二人が一緒にいる場面はありましたが、いつもスーツ姿でプライベート感がありませんでした。

しかし今回のデートでは、二人ともカジュアルな服装で、まさにデートという雰囲気です。

夜の道を並んで歩く姿は、まるで恋人同士のようでした。

紗衣はすっかり気分が良くなり、失恋のショックもどこかへ消えてしまったようで、盛り上がる二人の様子は必見です。

紗衣は麻紀から凌介の女性関係についての話を聞き、強く動揺しました。

凌介は女性に冷淡だという評判があったため、恋愛のトラブルは特にないだろうと安心していたのです。

麻紀は動揺している紗衣を落ち着かせ、凌介と直接向き合うよう促しました。

紗衣は凌介と会う時間を確保するため、一生懸命仕事に取り組みます。

18話～20話では、紗衣が三浦と食事をしていると、二人組の女性が同席を求めてきました。

周囲のテーブルは空いているのにと違和感を覚え、気まずさを感じていると女性達は意味深な会話を始めます。

その内容は、二人がそれぞれ戸川と崎田と特別な関係にあることをほのめかすものでした。

紗衣は動揺しましたが、それを表へとは出さずに食事を終えます。

紗衣が自宅で昼食中の出来事を思い出して悩んでいると、戸川から連絡が入ります。

今から行くと急に言われ、慌てて準備を始めたところへ崎田が訪ねてくるのでした。

16話〜17話の見どころは、紗衣が悩み葛藤する姿です。

紗衣は凌介への想いに気づきながらも、積極的にアプローチすることはありませんでした。

なぜなら、凌介は女性に対して冷淡なイメージがあり、他の誰かに取られるとは考えていなかったからです。

しかし、麻紀から凌介の女性関係について聞かされたことで焦りが生まれました。

その焦りが紗衣の気持ちを変え、凌介と真剣に向き合おうと決意させます。

この紗衣の変化は見逃せません。

18話～20話の見どころは、昼食の場面です。

他に空いているテーブルがあるにもかかわらず、女性たちはあえて紗衣と同じ席に座ることを望みました。

実はこれ、女性たちから紗衣に対する宣戦布告のような行動だったのです。

直接紗衣に話しかけることはありませんが、会話の内容からそれがうかがえます。

一人は紗衣の元彼である崎田と親密な関係にあることを示し、もう一人は紗衣が好意を持っている戸川のマンションに行ったことをほのめかしていました。

わざと会話の内容を聞かせて紗衣を挑発するシーンは必見です。

21話では、紗衣が崎田に帰ってと伝えても、崎田は帰ろうとしません。

焦っていると、電話が鳴り始めます。

電話を掛けたきたのは戸川だと思いながらもそれはスルーし、崎田との決着を優先しました。

幸い紗衣の言葉に崎田は納得し、帰ってくれたのでした。

22話では、戸川の冷たい態度に紗衣は戸惑いました。

紗衣は電話に出れなかったことを謝りますが、戸川の態度は変わりません。

ションボリしていると、戸川から家へ入るよう促されるのでした。

23話では、紗衣が泣きだして帰ろうとすると、戸川は引き止めました。

あんな奴の為に泣くなと戸川が口にするのですが、ここから誤解が解けていきます。

戸川が紗衣のマンションを訪れた際、崎田と遭遇。

すれ違いざまに崎田が意味深なことを言ったのですが、それを戸川は真に受けて勘違いをしていたのです。

24話では、紗衣は戸川から問われ、戸川の方こそ今もここに他の人が来ているのではと答えました。

戸川からそれは誰のことだと聞かれると、紗衣は由里という女性だと答えます。

戸川はそんな嘘を誰から聞いたのかと返しました。

紗衣が由里本人や崎田から聞いたというと、戸川はどういう関係だったか詳しく話していきます。

25話では、紗衣は戸川から、安心できる言葉も、約束する言葉もかけてもらえません。

かけてもらったのは、紗衣を縛る言葉のみです。

しかし戸川から求められると、紗衣は応じてしまいます。

それでもいいと紗衣が覚悟を決めると、戸川は中断してしまうのでした。

21話の見どころは、紗衣がその想いを崎田に伝えたシーンです。

紗衣が何を言っても、崎田は動じず帰ろうとはしませんでした。

戸川がこれから来るのですから、時間的な猶予はありません。

そこで紗衣は付き合っていた二年間の想いを告げるのですが、これが崎田に影響を与えました。

紗衣の言葉を聞いた瞬間、崎田は心を静めます。

その様子はまるで憑き物が落ちたかのよう。

崎田なりに二人の関係は終わったと理解したのでしょう。

寂しさを感じた表情を浮かべながら帰っていく崎田の姿は必見です。

22話の見どころは、紗衣が戸川に反論しようとするシーンです。

紗衣が苛立つ気持ちもわかります。

崎田の件は不可抗力のようなもので、そこまで責められることではありません。

しかし、戸川の冷たい態度は変わらず、むしろ紗衣を追い返そうとしました。

これに紗衣は腹立たしくなって言い返そうとするのですが、その瞬間、紗衣は自分の置かれた状況に気づきます。

そもそも紗衣は彼女ではありません。

そんな自分に戸川を責める権利はないと感じ、何も言えずに号泣する姿が見どころとなっています。

23話で注目して欲しいのは、戸川と崎田がすれ違う回想シーンです。

戸川は急に紗衣への態度を豹変させました。

しかも、崎田について何か知っている様子です。

このことから、崎田が戸川に何らかのアプローチをしたという可能性が高いと考えられていました。

それが今回の回想シーンで明らかになったのです。

紗衣のマンションから出て行ったと思ったら、まさかこんな置き土産を残していたとは。

戸川が何故怒りを露わにしていたかがわかるシーンとなっており、見逃せません。

24話の見どころは、戸川が由里のことを尋ねられる場面です。

戸川はクール系であり、取り乱して慌てるタイプではありません。

しかし紗衣から由里のことを聞かされると大慌てです。

思わず立ち上がり、必死に由里のことを弁明していました。

本来の戸川らしくない対応ですが、それが逆に戸川が紗衣に好意を抱いている証拠でもあります。

戸川が慌てふためく貴重なシーンとなっており、見逃せません。

25話の見どころは、紗衣自ら戸川にキスをするシーンです。

それまでも二人は抱き合ってキスをしていましたが、それは戸川からのアプローチによるもの。

戸川から決定的な言葉を掛けてもらっていませんし、紗衣は流されているという感じでした。

ところが、紗衣からキスしたことで流れが変わります。

この時の戸川は冷静さを取り戻しており、紗衣から何もしなければそのまま終わっていたでしょう。

このキスで戸川は理性を失い、二人は求め合うことになります。

共に一夜を過ごすことを決定づけたキスシーンは必見です。

朝から紗衣は戸川に抱きしめられます。

ぐちゃぐちゃになっている顔を見られたくないと紗衣は嫌がりますが、戸川から迫られると強く出られません。

紗衣はキスをされながら、ここまで誰かに溺れたことは初めてだと痛感するのでした。

戸川は紗衣と共に、紗衣の家へ行きます。

崎田が帰った時のままだったので、家の中はグチャグチャ。

そこを戸川から突っ込まれつつ、他愛もない話で二人は盛り上がっていくのでした。

26話の見どころは、紗衣が戸川から抱き着かれるシーンです。

戸川に抱かれること自体はよいとしても、紗衣は寝起きでした。

大好きな人に寝起きの顔を見られるなんて、いいはずがありません。

当然紗衣は見ないでと伝えるのですが、戸川は止まりませんでした。

通常の紗衣なら、戸川が暴走しても止めることが出来たでしょう。

しかし紗衣は強く拒否することが出来ません。

それだけ戸川に惚れてしまったということ。

戸川に抗えず、されるがままになってしまう姿は必見です。