ファリスの結婚の全話あらすじと見どころ紹介！無料で読めるサイトも調査

主人公のサナはナセル家の長女として生活していました。

しかし毎日のように異母妹から嫌がらせを受け続ける日々を過ごします。

そんな時、父親からある王弟に嫁ぐことを命令されます。

その王弟というのがとても恐れられた存在で、しかも曰く付きです。

サナは不信感を抱きつつも、後日王宮に出向いて王弟ファリスと対面します。

ずっと恐いと噂されていた王弟はすごく凛々しい男性だと判明し、サナの気持ちはそこから次第に変化していくのでした。

1話～5話では、とにかく主人公サナに共感できます。

家族から蔑ろにされながらも強く生きているサナの気持ちに寄り添うことができるでしょう。

ファリスとの出会いをきっかけにサナの心も変化していくので非常に面白いです。

サナとファリスが正式に婚姻関係を結びます。

そのことがサナの実家にまで伝わるのですが、異母妹のリームは内心全く面白くありません。

ファリスが噂と違いとても格好いい王弟であることで、サナに対して嫉妬心が芽生えたからです。

サナの境遇が羨ましくなり「自分が代わりにファリスの妃になる」と、リームは家を飛び出し王宮にまで行ってしまうのでした。

しかし、傭兵に制止され王宮には結局入れません。

その暴挙を見ていた王妃はリームの存在を面白がり、リームを利用してサナに危害を加えようとするのでした。

6話～10話では、リームの嫉妬心やそれを利用する王妃が見どころです。

嫉妬でファリスに近づいたり、王妃からの嫌がらせなど、定番の展開が楽しめます。

異母妹であるリームがサナに暴言を吐いたことで罪に問われ牢屋に投獄されてしまいます。

その後、遠征先から王宮に帰ってきたファリスは、まだリームがサナの異母妹ということは知りません。

庭を仲良く一緒に散歩して、サナとファリスは安らかな時間を楽しみます。

そして、サナは今投獄されている女性が自分異母妹であることを告白します。

姉としての優しさをサナから強く感じたファリスは、リームの罪を軽くするために働きかけるのでした。

11話～15話では、サナの優しさに注目です。

散々嫌がらせを受けていたにも関わらず、リームの罪を軽くするというのはあまりにも優しすぎます。

しかし、このせいで

ファリスが実は妾の子であることがサナの耳に伝わります。

サナは、その境遇を知ってよりファリスに対して特別な感情が芽生えます。

ファリスもサナのことが心から大好きになり2人はお互いの身体を求めるように愛し合います。

その後、ファリスとサナの結婚式が執り行われることになるのですが、そこでトラブルが勃発。

サナはある濡れ衣を着せられて国王から処刑の罰を受けてしまうのでした。

16話～20話では、ファリスとサナが結婚式を行うシーンが見どころです。

幸せになれるのかと思いきや、まさかの展開にハラハラすることができるでしょう。

ファリスに対して恨みを抱いている国王は、サナを人質にしてなんとかしてファリスを陥れることができないかと画策します。

すると一つの悍ましい案が浮かぶのでした。

それはファリスの目の前でサナとすること。

しかし、その作戦は失敗に終わります。

国王のハーレムである女性たちがサナのことを解放してくれて、ようやくサナはファリスの元に戻ることができます。

ファリスはサナのため薬を飲んでしまい意識が朦朧としていますが、サナが誠心誠意彼のことを介抱して気持ちを沈めるのでした。

21話～25話は、国王のクズすぎる作戦が見どころです。

失敗に終わりますが、ずっとドキドキとする展開が続き、一気に読み進めることができるでしょう。

王妃はどうしてもファリスのことが諦められない一心で大胆な行動に出ます。

そして、「国王を殺してあげる代わりに私の元に来なさい」と要求します。

しかし、ファリスはそれを断固拒否。

その理由はただ一つサナのことが好きだからです。

面と向かって「サナが好きだ」ということを言われて王妃はショックを隠しきれません。

その後、王妃の恨みは再びサナに向けられることになってしまうのでした。

26話～30話では、王妃とファリスのやり取りが見どころです。

ファリスが自分の気持ちをはっきりと言う場面にドキッとすることができるでしょう。

クーデターを起こし国民の支持を勝ち取ったファリスは国王の座を新たに手に入れます。

新国王の座についたことで他国からは、いろんな人たちが挨拶にと王宮へやってきます。

その中の北国の王子ジルが、サナに対し強い興味を示します。

ジルと仲睦まじげに話すサナの姿を見たファリスは、嫉妬心が高まり困惑します。

そんなジル王子とサナにはある共通点があることが判明して2人の関係は次第に親密さを帯びていくのでした。

31話～35話では、ジルの出現が見どころです。

ジルの登場で、ファリスとサナの二人の関係が崩れてしまうのか見ものです。

前国王であるファリスの兄は非常に女にだらしない性格でした。

しかし、ファリスは彼とは全く違います。

女性に対してとても紳士的で、サナにしか特別な感情を抱きません。

ある時、猛獣が人々を襲いパニックになります。

そんな時、ファリスが颯爽と現れて猛獣を制圧してしまうのでした。

その国王たる勇敢な姿に人々は喝采します。

しかし、ファリスの心は常に平常心で、全く浮き足立つことなくサナの事だけを強く想うのでした。

36話～40話は、ファリスのかっこいい姿が見どころです。

ジルはサナを諦めきれず、荒れていました。

そこでまずは父の用意した縁談から片付けることにします。

相手に責任があるように仕向け、見事破談に成功します。

こうしてジルはサナを取り戻す為、思案を巡らすのでした。

一方サナは落ち込んでいました。

ファリスは周囲の者から何故サナが落ち込んでいるか教わり、贈り物をしてみてはどうかと提案を受けます。

こうしてファリスは贈り物を考え始めるのですが、何を贈ればサナに喜んでもらえるかわかりません。

悩むあまり、仕事中に上の空になる場面もありました。

結局ファリスはサナに何が欲しいか尋ね、サナの希望を叶えてあげるのでした。

今回の見どころは二つあり、一つ目はジルの悪知恵です。

いかなジルでも、父から縁談を持ち込まれては断ることが出来ません。

普通ならその女性と結婚し、サナは諦めることとなったでしょう。

しかしジルは父の顔を潰したり不興を買うようなことをせず、見事破談に成功します。

よくそこまで悪知恵が回るものだと驚くこと間違いなしの展開となっています。

二つ目はファリスが贈り物を考えるシーンです。

何を贈ればいいかと思い悩む姿が微笑ましいものとなっています。

相手のことがどうでもよければ、何を贈るかここまで悩むことはなかったでしょう。

大切に想っているサナだからこそ、プレゼント選びにも苦戦したわけで。

悩む姿は珍しいファリスだけに、見ごたえのあるシーンとなっています。