『パラダイスキングダム』は無料で読める？全話あらすじと感想も紹介

神城静は友達ゼロな上、ネットワークビジネス詐欺にひっかかる雑魚オスでした。

しかし隣人トラブルを機に、魔王へと覚醒します。

魔王になったことで得た超越的スキルで女勇者を手籠めにし、すっかり有頂天になっていました。

しかし他の魔王達は47都道府県を領地にしているというのに、神城は八王子だけ。

魔王になっても俺は舐められるのかと激怒し、他の魔王をスキルで制圧するために動き出します。

しかし他の魔王達は恐ろしい能力を持っている上、魔王を制圧するための超越的スキルを使用できないようなフォルムばかりでした。

見どころは二つあります。

一つ目は魔王になった神城の圧倒的な能力です。

過去の自分は雑魚オスと自称していただけあり、かなりの弱者男性でした。

しかし魔王になったことで生活は激変します。

美人な女勇者を侍らせるまでになりましたし、その能力で生活を満喫している様子は必見です。

二つ目は他の魔王達。

神城は他の魔王を探しますが、遭遇した魔王は神城の手に負えなさそうな魔王ばかりです。

フォルムも能力も恐ろしく、まさに魔王といった見た目と能力をしています。

どの魔王も強烈なインパクトがあり、その姿は必見です。

東京だけでなく隣接県の魔王たちも恐ろしい人外ばかりだったため、神城はなんとかゼロスを説得して大人しく八王子の魔王として生きていこうと考えます。

しかしゼロスはそんな神城に向かって、天下統一を成し遂げたあかつきには呪いのようなアイテムを解除すると提案してきました。

神城が乗り気になりかけた直後、女勇者が出産し、彼にとっては次男となる神城聖邪（ハイブリッド）が誕生します。

神城と共に牛若丸も弟ができたと喜びました。

しかし女勇者は前妻との子である牛若丸に冷たく当たり、その結果牛若丸はグレて、顔つきまで変わってしまったのでした。

『パラダイスキングダム』の2話は、子どもを産んだ後妻が前妻との子どもを敵視するようになり、家庭内での居場所を失ってしまった前妻との子どもが精神的に追い詰められてしまうというまるでドロドロの昼ドラみたいな展開が見どころです。

また、牛若丸が実母である牛に会いに行くシーンなど笑いどころもしっかりありますし、つぶらな瞳の可愛い牛だった牛若丸が厳つくてカッコ良い感じの姿に変身してしまうシーンも必見です。

可愛らしい赤ん坊の聖邪をあやす神城でしたが、ほっぺたをぷにぷにしつこくしていたことが勇者の目に止まり、怒られてしまいます。

勇者は育児ノイローゼになっているのか、神城に強く当たります。

一方、グレた牛若丸は、仲間たちとあることを決意して動き出すのでした。

3話の見どころは、前作の『パラダイスヘル』のようなテンポの良さとギャグセンスです。

世界観も少しずつ解説されていくのですが、突拍子もない独自の設定になっています。

今後、牛若丸がメインで描かれるのか、神城がメインで描かれるのかも見ものです。

グレてやると家を飛び出し俺だけの王国を作ろうとしている牛若丸ですが、魔物の仲間もできて勢力を拡大していきます。

しかし、そんな牛若丸の前に家出の原因ともなった神城が現れます。

息子として、牛若丸は父である神城を昔のように戻そうと話すものの、神城は牛若丸の言葉に答えることができず、俯いてしまうのでした。

牛若丸は飛び出し、神城はまた女勇者の尻に敷かれる生活になるのでした。

4話では、牛若丸が必死に神城を説得するシーンが見どころです。

今の牛若丸を見て、神城が魔王として男気を見せるのかも見ものです。

父との会話で牛若丸は、東京を統一することを決意し、バイクで東京に向かいます。

1人向かっている牛若丸でしたが、その道中で舎弟たちが待ち構えていました。

舎弟たちは牛若丸のために待っていたのです。

そして、牛若丸は東京の魔王「アダムタチ男」ではなく、「東京オルガズム連合」を吸収すると話します。

その後、勢力を拡大して東京を統一すると言うのです。

そのまま牛若丸たちは東京オルガズム連合にカチコミに行くのでした。

5話の見どころは、牛若丸たち「八王子スペルマー」と「東京オルガズム連合」の戦いです。

さらに、東京オルガズム連合の総長も出てきますが、その総長の正体も意外であり、牛若丸がどうなっていくのかワクワクしながら読み進めることができるでしょう。

追い詰められてしまった牛若丸は、東京オルガズム連合の総長・馬王丸のアレをみて驚愕します。

牛川丸を間近で見て息遣いが荒くなる馬王丸は、舌なめずりをします。

そんな馬王丸を見て、牛若丸は恐怖のあまり暴れます。

しかし、東京オルガズム連合のメンバーに体を押さえつけられ、さらに馬王丸に上から乗られることで身動きができません。

牛若丸は恐怖のあまり大声で父の名前を叫んで助けを求めるも、その声が父に届くことはありませんでした。

6話の見どころは、あまりにもひどすぎる牛若丸と馬王丸の顔芸と、イメージ表現による描写です。

顔の圧力が強く、見ているだけで痛みが伝わってくるようです。

馬王丸に負けたことで、牛若丸はもとの性格に戻ってしまうのかも気になる展開になっています。

牛若丸は父になぜ大魔王を目指さないのかと聞きます。

昔の父は違った、そしてその父が味わったものを自分も味わいたいと話します。

その牛若丸のカミングアウトに、神城は驚いて話を聞き続けることしかできません。

そして、牛若丸が父に対して自分の気持ちをすべて話すと、神城は牛若丸と出会ったときのことを話し出すのでした。

7話の見どころは、神城が昔のことを話すシーンと、とうとう神城が動き出すシーンです。

牛若丸の突然のカミングアウトに対して、神城も突然のカミングアウトで返します。

この流れが面白く、漫画を読み終わったあとも笑いが止まらないほどです。

また、これまで情けない姿しか見せてこなかった神城ですが、とうとう動き出すことになります。

この、息子のために人が変わったようになる神城にも注目です。

馬王丸を倒すために歩き出す神城を、牛若丸が止めます。

こんな歳にもなって父親に助けられるのが嫌なのだ。

しかし、神城は止まりません。

そのため、牛若丸は自分も神城について行くことに決めるのでした。

そして、そんな神城のもとにゼロスが現れます。

8話の見どころは、神城が覚悟を決めるシーンです。

また、牛若丸が自分が受け側なのかと悩み、神城に宣言して、神城が若干引いているシーンにも笑えます。

自然と赤ちゃん用のおむつを履かされている牛若丸も面白いです。

二人で電車に乗り、馬王丸のところに向かう途中、牛若丸は心配事があることを話します。

それは、大きくて強い馬王丸に、父である神城が勝てるかどうか心配だったのです。

神城は、子育てに励んでいたため、戦いからは遠ざかった生活をしていました。

牛若丸はそのことが心配だというのです。

そんな牛若丸の言葉を聞き、神城は魔王の姿に変身します。

その姿を見た牛若丸は、神城の圧力に恐怖し、思わず膝をつくのでした。

そして、神城は自身が進化した理由を話します。

9話の見どころは、これまでカッコ悪い姿しか晒していなかった神城のかっこいいシーンとセリフです。

神城が強くなったのには理由があります。

その理由を話し、馬王丸に怒る姿はこれまでの神城からは想像できないほどかっこいいです。

馬王丸の場所に到着したときの登場の仕方はシュールでしたが、本気の神城を見ると、どんな戦いをしてくれるのかが楽しみになることでしょう。

そんな神城に対する牛若丸なりのお礼の仕方にも笑わされます。

馬王丸は神城の言葉に対し、大笑いが止まりません。

馬と人間ではサイズが違いすぎるというのです。

その言葉に、牛若丸は戦慄し、大海に爪楊枝を刺すようなものだと例えます。

しかし、神城は馬王丸の言葉に怒り、一人呪文のように自分のものは小さくないと呟くのでした。

10話の見どころは、パワーアップした神城の魔物の軍勢と馬王丸の実力です。

戦いになり、神城は魔物の軍勢を召喚します。

その魔物たちは以前よりもはるかに強力になっていました。

しかし、馬王丸の一撃により、魔物の軍勢は倒れてしまいます。

神城のかっこいい姿が見れると思いきや、形成が逆転してしまい、次はどうなるのかとワクワクさせられることでしょう。

馬王丸の迫力に気圧されて、神代は後悔します。

自分が負ける姿を想像しますが、その後ろには逃げないでいる牛若丸がいました。

牛若丸は何の保証もなく、負けるはずがないと神代に伝えるが、その言葉に苛立ちを感じます。

馬王丸を前にして思わず降参しようとしましたが、後ろで堂々と構えている牛若丸とみて、神代は雄たけびを上げるのでした。

11話の見どころは、覚醒した神代です。

一度は諦めようとした神代ですが、牛若丸をみて覚悟を決めます。

これまでとは打って変わり、本気の表情をしている神代は、11話の最大の見どころといえます。

天使の錠盤（エンジェルタッチ）により、馬王丸は変な感覚になってしまいます。

なんとか、神城の思惑通りにならないよう必死に意思を保とうとしますが、吐息一つで悶絶してしまいます。

そして追い打ちをかけるように、優しく馬王丸を撫でて優しい言葉をかける神城。

すると、馬王丸の周りの部下たちが、そんな馬王丸を見てドン引きしているのでした。

12話の見どころは、馬王丸を翻弄する神城です。

体格としては馬王丸のほうが大きく、一撃でも攻撃を喰らえば神城は負けてしまうでしょう。

しかし、そんな相手を赤子のように優しく扱う神城の強さは必見です。

最後の理由のわからない展開も、パラダイスキングダムらしく、次の13話がどうなるのかワクワクすることができます。

牛若丸が馬王丸のために、神城に入れるシーンから始まります。

それを見た馬王丸は、牛若丸へのときめきと邪魔をされた怒りの2つの感情が渦巻いていました。

しかし、馬王丸はそのどちらも経験がなく、戸惑うことしかできません。

そして、神城は邪魔をしてきた牛若丸に対して、大声で怒るのでした。

13話の見どころは、面白すぎる勝負の結末です。

神城によりしおれてしまった牛若丸や、超獣三連結という技（？）のようなもの、勝負の結末など、見どころ満載の話となっています。

神城が牛若丸を笑顔で見送るシーンは必見です。

神城の家で、神城、勇者、牛若丸、馬王丸の4人でご飯を食べているところから始まります。

13話の一件で、馬王丸は神城の家族になっていました。

勇者が用意するご飯を美味しそうに食べる馬王丸は、勇者のことを褒めまくります。

馬王丸は口がうまく、そのおかげでギクシャクしていた神代家の仲が良くなったのです。

神代は聖邪（ハイブリッド）の様子を確認した後、自分の部屋に戻ることにするのでした。

14話の見どころは、聖邪の成長です。

赤子と思っていた聖邪ですが、いつの間にか喋れるくらいに成長していました。

この聖邪が今後どのように物語に関わっていくのかが見ものです。