壊職代行は全巻無料で読める？最新刊までのあらすじ・感想も紹介

主人公の鈴木貴広は、毎日会社でパワハラを受けていました。

毎日大きな声で怒鳴られ、ご飯にコーヒーをかけられたり、上司の中宮健也からひどい仕打ちを受けています。

しかし、社長の愛人の噂がある三木姫華は遅刻しても怒られないでいました。

そんなとき、三木から契約案件を無理やり取られてしまいます。

主人公はそんな仕打ちを受けながらも、母のために必死に働いていました。

最初の描写だけでもひどいのに、どんどん酷さが増していき、母親にまで被害が及んでしまいます。

本当に救いようがないくらい無慈悲なので、このあとの仕返しに期待できます。

この世を去ろうと考えている貴広に、「壊職代行サービス」の火室静香がブラック企業を壊しに来ました。

そして、退職したいことを告げてから、貴広を退職させないために罠が仕組まれていたことを知ります。

壊職代行の最初のターゲットは、三木姫華です。

ひどい描写が続くと思いきや、テンポが良いため嫌な気持ちになりにくいです。

2巻では、三木姫華に仕返しをしていくための準備が進められます。

3巻では、三木姫華のSNSを使った、本格的に仕返しが始まります。

これまでは間接的に動いていた火室静香も、とうとう直接的に動き出します。

あっという間に三木が追い込まれて、文字通り「壊職」させられることになるのでスカッとできます。

三木の影響で会社にまで影響がでており、次のターゲットは直接パワハラをしてきていた中宮健也です。

自分は安心だと思っている中宮ですが、早くも壊職代行が動き出します。

三木のせいで会社の評判は落ちたものの、中宮は部下をこき使い、契約を増やしごきげんです。

しかし、無理な労働のせいで部下たちはみんな倒れる寸前です。

すると、ネットで中宮のパワハラが広がってしまいます。

さらに、壊職代行の火室は中宮に追い打ちをかけていくことに。

三木とは違った壊し方で、ゾッとするような展開が続くので読んでいて飽きることがないです。

数々の暴言やパワハラがネットに晒されたことで会社をクビになり、とある特殊詐欺会社にヘッドハンティングされた中宮。

しかし、美味しい年収とは裏腹に、そこはかなり劣悪な場所でした。

思うように仕事ができない中宮。その不満を火室にぶつけます。

「身体で払え」と無茶な要求をする中宮でしたが行為に及ぼうとしたその時、会社の人間に見つかり顔面に蹴りを入れられてしまうのでした。

とてつもない力を前に弱いものにしか噛みつけない中宮は反撃もできないのでした。

とにかく中宮のクズさが目立ちます。

今まで鈴木にしていた行為をまさか自分が受けるなんて思ってもいなかった感じでどんどん堕落していく姿がかなり印象的です。

性格の悪さが中宮の顔に滲み出ているので、その部分に独特の面白さがありました。

火室が中宮のことを罠に誘い込んでいくのが本当に見事で見ていて清々しい気持ちです。

中宮本人はそのことに全く気がついてない感じで破滅の道を歩んでいるのが滑稽です。

火室から意見を言われた間々田社長は怒りに震えます。

しかし、出資者の孫という設定である火室に対して、強く出ることができません。

すると、火室は間々田社長がエリート一家の落ちこぼれであったことを暴露していきます。

あえて自分の身体を触らせるような発言をして、間々田社長に謝罪をさせるのでした。

その後、間々田社長と火室で取引先へ電車で向かうことになりますが、そこで火室はあることをして間々田社長を陥れようとするのでした。

6巻の見どころは、間々田社長の無様な姿や、火室にイライラさせられても何もできない表情です。

今のところ、古典的なやり方で間々田社長を追い詰めていきます。

間々田社長の表情がいちいち面白く、コロコロと変わる表情は見ものです。

6巻では間々田社長が辞職するような事態にはなっていませんので、次の7巻でどのように間々田社長を陥れるのか楽しみながら読むことができるでしょう。

壊職代行は、鈴木貴広の職場を壊職するところが描かれています。

2巻で一人壊職するペースで進んでおり、正直このまま鈴木貴広の職場を壊すだけでは物語としてのボリューム感がないと思われます。

はじめは鈴木貴広がメインの話が進行していますが、それ以外の壊職する側の話にはまだ一切触れられていません。

そのため、1つ目の会社の壊職代行が終われば、すぐに次の会社の壊職代行に入る可能性が高いです。

そして、はじめの壊職代行でお世話になった鈴木貴広は、壊職代行する側に周り、いろんなブラック企業を潰していくように思えます。

特に、火室静香ら壊職代行の人はまだ二人しか出てきていません。

今後も、もっと他の壊職代行の社員が出てくるでしょうし、火室静香がなぜあそこまで冷酷に壊職代行を行っているのかの話も行われるでしょう。

今はなんの障害もなく壊職代行ができていますが、今後手強い企業もでてくるはずです。

正直、ブラック企業なんてこの世に山程ありますし、物語としてはいくらでも描けると思います。

最終回の結末としては、過去に火室静香と深く関わりのある企業を鈴木貴広などの火室静香に助けられた人たちといっしょに壊職して終わるのではないかと予想します。

壊職が一段落し今後もいろんな企業の壊職を続けていく、というような終わり方をするのではないかというのが、漫画全巻の部屋の編集部が予想する壊職代行の最終回結末予想です。

第1巻から早速きつい描写が多かったです。

正直鈴木はそこまで酷いことをされないといけないほどなのかとも思いました。

しかし、直属の上司だけでなく、社長も愛人もグルとか終わってます。

母親にまで謝罪させて動画を撮らせるとは本当に酷いです。

あと、おじさんキャラの顔が濃すぎて、今後この顔がどのように崩れていくのかが楽しみです。

社長の愛人の三木姫華も相当やばいです。

鈴木にだけ酷いことをしているのかと思いきや、性根が腐っているので誰に対しても高圧的です。

なぜこのような簡単な話に乗ってしまうのか。

明らかに詐欺のような話ですが、簡単に騙されるのが三木らしいです。

キャラの表情がコロコロ変わって、三木の笑顔が醜く崩れるところを見たくなりました。

テンポよく三木が壊職されました。

これまで口出ししていなかった中宮と三木のやり取りが面白かったです。

元々性格が悪い三木ですから、あのような投稿を実際にしていたとしても違和感がありません。

ただのOLが大金を借金することになるのですから、十分壊職できたといっても良さそうです。

中宮や社長に対してはもっと大きな仕返しがあることを期待します。

4巻では中宮がターゲットとなります。

早速、社内で中宮の悪い噂が広がりましたが、正直あれだけ社員全員に酷いことをしていたのですから、広まるのは時間の問題でした。

中宮も一応上に立つ人間なので、警戒心は強いのかと思いきや、女の人にすぐに鼻の下を伸ばして騙されます。

そして配属されたのはまさかの場所で、中宮が泣き顔になっているのにスカッとしました。

5巻で一番良かったのは、中宮が蹴られた場面です。

足が顔にめり込んで吹き飛ばされる姿にはスカッとします。

かつて鈴木にしたことをされてパクパクしているところも良いですが、中宮の失禁シーンも面白かったです。

文字通り、中宮を無事に壊職できましたが、とうとう最後の社長がターゲットになります。

会社に壊職代行の社員が潜入することで、どのような壊職を行なうのかが楽しみです。

6巻ではかなりスカッとできるシーンが多かったです。

特に電車の中でのシーンは、間々田社長の絶望して口をパクパクさせているシーンに笑うことができるでしょう。

明らかに確信的なのに悪気なく言っている火室のやり口も面白いです。

これまで壊職させられた三木や中宮のような顔芸も健在で、火室からスメハラだと言われたときの表情が特に笑えます。

次の7巻では間々田社長をいい気にさせて、一気にどん底に落とすような壊職に期待することができるでしょう。